李鋭日記|PDF|オンラインで読む

『李鋭日記』は学術界から中国現代史研究の「かけがえのない宝」として認められており、その独自性は、中国共産党高層内部から重大な歴史的事件を観察する非常に珍しい視点を提供している点にある。

詳細な紹介:

  • 記録時間: 80年以上の長きにわたる(1938年 – 2019年李鋭死去前)。
  • 内容形式: 主に李鋭自筆の日記で、手紙、会議記録、仕事ノート、詩作、写真も含まれる。
  • 現存場所: アメリカ・スタンフォード大学フーバー研究所(Hoover Institution)

核心的価値:

李鋭はかつて毛沢東の兼任秘書を務め、後に中央組織部常務副部長を務めた。この「党内高層」+「歴史の証人」という身分が、彼の日記に非常に高い史料的価値を与えている:

  • 高層運営の「生きた化石」: 中国共産党内部の多くの重大な意思決定の議論過程、高層人物間の交流、猜疑、権力交代を記録している。
  • 重要な歴史的事件の現場記録:
    • 大躍進と廬山会議: 毛沢東の政策決定における役割、1959年の廬山会議で李鋭が彭徳懐を支持したために解任された詳細を記録している。
    • 六四天安門事件: これは日記の中で最も有名な部分の一つである。1989年6月4日未明、李鋭は自宅のベランダから軍隊が入城する過程を目撃した。彼は日記の中でこれを「ブラックウィークエンド」と呼び、兵士が民間人に発砲し、装甲車が障害物に衝突する様子を詳細に記録した。
    • 晩年の体制批判: 彼は立憲民主主義に対する考察、そしてその後の指導層(習近平時代を含む)に対する鋭い評価を記録している。

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